ガイド · Word → Markdown

ファイルをパソコンの外に出さずに Word を Markdown にする

たいていのオンライン変換ツールは、ファイルを受け取ってサーバーに送り、結果を返します。これは何も送りません —— .docx はここ、このタブの中で開かれます。

それがいちばん効くのは、アップロードをためらうような文書のときです。契約書、未公開の下書き、顧客の名前が入った何か。だから鵜呑みにするより、その主張を確かめる価値があります。

変換ツールを開く

ファイルの行き先はどこでもない

.docx は zip アーカイブです。開くというのは、それを展開して中の XML を読むことで、その工程のどの一歩もこのページ上の JavaScript で動きます —— ページを開いたときにブラウザがすでにダウンロードした、あの同じコードです。

アップロードが無いのは、アップロードする先が無いからです。この道具は静的なファイルの集まりで、その裏であなたの文書を待っているものは何もありません。バイト列は、あなたが座っているその機械に留まります。

確かめる:ネットワークの線を抜く

オフラインでの変換は、この主張を一つの動作にまとめたものです。外部へ電話をかけるコードは、電話線を抜いてあれば働けません。

  1. 01このページを一度読み込んでから、Wi-Fi を切るかネットワークの線を抜きます。
  2. 02.docx を落とします。前とまったく同じに変換されます —— オフラインで、送る先もないのに。
  3. 03デモではなく証拠が欲しいなら、開発者ツールを開いてネットワークタブを見ながらファイルを変換してください。それを運び出すものは何も出ていきません。

プレーンテキストの成果物こそ守られている部分

Markdown はプレーンテキストです。出力の一文字残らず目の前の画面に出ていて、どこかに貼る前に全部読めます —— 信用するしかない隠れた層は、もう残っていません。

.docx はその逆です。作成者の名前、編集の履歴、変更履歴の印、テンプレートのパスを、あなたの目に触れない場所にしまっています。Markdown に変換するとそれは置き去りになります。言葉は通り、埋もれたメタデータは通りません。プレーンテキストには、それをしまう場所が無いからです。

ふつうのオンライン変換ツールが代わりにやること

アップロードします。あなたのファイルは他人のコンピュータの一時保存に着地し、そこで変換され、あとで削除されることになっています —— あなたには見えず、確かめようもない予定表にしたがって。

ミームならそれで構いません。ですが NDA のかかった何かなら、「一時間以内に削除」は約束であって、約束は、そもそも送られなかったファイルとはまったく別のものです。

ブラウザ内での変換にできないこと

縁は正直に名指ししておく価値があります。ファイルをネットワークに出さないことは、あなたが結果をどう扱うかについては何も言いません。Markdown を公開の gist に貼れば、経緯がどうであれ公開されます。

あなた自身の機械をすでに覗いているものには、やはり見えています —— ページにアクセスできるブラウザ拡張や、マルウェアは、あなたが読むものを読みます。ローカルでの変換が取り除くのはアップロードであって、あらゆるリスクではありません。取り除くのはいちばん大きいもの —— あなたの文書の写しが、見知らぬサーバーの上に残ること、です。

確実にしたければネットワークを抜いて、それから .docx を落としてください。このタブの中で展開され、それより先には行きません。

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